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機関紙「福祉タイムズ」


更新日:平成291215

福祉タイムズ 2017年12月号

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テキストデータ作成に当たって
 このデータは、『福祉タイムズ』 vol.793 2017年12月号(発行:神奈川県社会福祉協議会)をテキスト化したものです。
 二重山カッコは作成者注記です。

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福祉タイムズ ふくしTIMES
2017.12 vol.793
編集・発行 社会福祉法人 神奈川県社会福祉協議会

特集(2〜4面)
セルフヘルプ・グループの持つチカラ〜当事者だからできること〜

→今月の表紙 健康と仲間づくりをピンポンで
 10年前、吉岡地区社会福祉協議会(綾瀬市)では、高齢者が気軽に体を動かせる場が身近にないとの声を聞き「ピンポン健康サロン」を始めた。会長10年目の加藤功さん(中央)と、当初より指導を担う地区社協役員の森谷さん夫妻(左右)は「楽しいのが一番」と言い、参加者も大きな笑顔でうなずいた。〈撮影・菊地信夫(きくちのぶお)〉【詳しくは12面へ】

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セルフヘルプ・グループの持つチカラ〜当事者だからできること〜
 「仲間と出会ったことで、悩んでいるのが自分一人ではないことを知り、孤独の中から解放され、ありのままの自分を受け止めていけるようになった」
 これは、セルフヘルプ・グループのメンバーの多くが口にする言葉です。
 今回は、かながわボランティアセンターの取り組みから見える、セルフヘルプ・グループのチカラをご紹介します。

セルフヘルプ・グループとは
 セルフヘルプ・グループ(以下、SHG)は、共通の悩みや問題を抱える当事者が、自主的に集まり、気持ち・情報などを分かち合うことで、悩みを一人で抱えている状態から抜け出したり、互いに支え合う活動をしています。具体的には仲間同士で気持ちを分かち合うミーティングを主とするグループもあれば、自分たちの問題を多くの人に理解してもらうために、講演会・資料発行を通して社会への啓発活動などを行うグループもあります。

内向きの渦と外向きの渦
 さまざまな活動をしているSHGがありますが、その性質は2つに分かれます。1つ目は「内向きの渦」であり、そこに集う人々が同じことを共有しているということ、それ自体が回復となるもの。2つ目は「外向きの渦」であり、社会に対し何かを訴えていく活動です。どちらかを行っているグループもあれば両方を行っているグループもあります。どちらの渦もなければならないということではなく、そのグループの思いに基づく活動をグループの意志で行っていることに価値があります。人数の多寡によらず、仲間が集える場を定期的に開き続けることで、SHGメンバー自身の回復となるよう、また、まだSHGにつながっていない、生きづらさを抱える人たちの居場所となるよう、活動が続けられています。

本会におけるSHG支援のあゆみ
 SHGの悩みは個別性が顕著であり、少数であること、また、疾病や障害により活動の継続性や安定性などが弱いため、市町村域での広がりが困難なケースをよく耳にします。本会とつながることで、生きづらさを抱える方が「初めの一人」と出会う機会を得ることができるよう、本会はSHG活動を支援する必要性を捉え、支援に向けた検討を始めました。平成3〜5年度の「当事者活動研究委員会」、平成7〜8年度の「当事者活動支援プログラム検討委員会」を経て、平成9年度より「当事者活動支援委員会」によるセルフヘルプや当事者をテーマとした「かながわ市民カレッジ」を年1回開催、平成14年度まで計6回行い、SHGと専門職、ボランティア等との緩やかなネットワーク化を図ってきました。
 平成13年度には県施策の一環として、SHG活動支援拠点整備に向けた調査・検討を重ね、平成14年度に「セルフヘルプ支援事業推進方針」を作成しました。
 セルフヘルプ活動コーナーの整備を行い、平成15年度より、本会でのセルフヘルプ支援事業を開始。拠点となるセルフヘルプ活動コーナーを運営し、ロッカー、メールボックス、相談室の貸し出しを始めました。常にSHGが参画する委員会の中で声を聴きながら、SHGに関する啓発活動、相談支援活動、情報収集・提供を行っています。平成15年度当初は10グループだった相談室利用登録数は年々増え、現在は45グループが活動しています。

SHG間の交流のひろがり
 テーマや活動が異なるSHG同士が緩やかにつながることで、テーマや渦の向きの違いを超えて、一つひとつの渦がつながり、ダイナミックな渦や波となることもあります。本会でも、そのきっかけの一つとなるよう、登録しているSHGを対象としたセルフヘルプ相談室等利用グループ交流会を年2回開催しています。参加するSHGからは「テーマが違っても同じ悩みを抱えている」「複数の課題を抱える人に、交流会で出会ったSHGを紹介したい」という声が聞かれます。グループ運営上の悩みを抱え込まないためにも、SHG同士の交流の重要性が感じられます。
 さらに今年度始めには「もっと交流の機会がほしい」「他のSHGの活動のことを深く知りたい」という思いから、「BipolarーQuest神奈川県双極性障害の会」主催による「合同活動報告会」※が開催されました。主催グループと本会とで半年ほど掛けて企画を練り、当日は県立保健福祉大学教授で本会セルフヘルプ活動支援者会議副座長の臼井正樹さんも駆けつけ、SHG活動へのエールを送りました。8グループ17名が参加し、活発に情報交換が行われました。次回の企画に携わりたいというSHGも出てきており、今後もグループの範囲を超えた、主体的な活動が期待されます。
※本紙788号に関連記事を掲載しています。

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躍動するSHG
【アルコール依存症】
 平成25年に制定されたアルコール健康障害対策基本法第22条では、「国及び地方公共団体は、アルコール依存症にかかった者が互いに支え合ってその再発を防止するための活動その他の民間の団体が行うアルコール健康障害対策に関する自発的な活動を支援するために必要な施策を講ずるものとする」と定められています。依存症の治療にSHGが有効であると法的にも認められ、社会資源として位置付けられたと言えます。本会においても「横浜断酒新生会」や「AAビッグブック横浜グループ」が定期的に活動され、アルコール依存症者がアルコール無しでより良く生きて行くための活動を続けています。
【アレルギー】
 「(特非)アレルギーを考える母の会」は、アレルギーのある子どもの親による当事者団体から出発し、当事者の思いに寄り添う相談活動等を続け、本会相談室では平成15年度より活動しています。相談者は年間400名ほどですが、解決するまで継続的に関わるので、年間で延べ約2千回対応しています。相談者は県内に留まらず、半数は県外の方であり、このような相談・支援活動の少なさと貴重さがうかがえます。こうした実績が認められ今年度「第69回保健文化賞」(第一生命)を受賞しました。
【カサンドラ症候群※】
 発達障害パートナーを持つ方の抱える問題や困難についての社会的な認知度は低く「うちだってそう」「あなたの接し方が悪い」と周囲からの理解度も低く、さらに社会的な支援もほとんど無いため、一人で悩みを抱え込んでいる方は少なくありません。こうした中、「フルリール」は発達障害(未診断含む)のパートナーを持つ人たちが思いを分かち合い、自らを癒し、幸せな人生の一歩を踏み出す力を自分の中から引き出すための居場所として、平成26年度より活動を始めました。参加者から「凍っていた心が、溶けだした気がする」「医者・カウンセラーよりも、共感に溢れた時間が人を癒すのだと確信した」という声があり、多くの方の拠り所となっています。
 こうした活動を着実に進めることと併せて、講演会やメディアを通じてカサンドラ症候群への理解・啓発活動も行い、共感の輪が広まるよう取り組んでいます。フルリールの活動を知った方から「自分が何十年も苦しんでいたのは、これが原因だったんだ!と、目からうろこがおちました」との声もありました。
※カサンドラ症候群‥発達障害のあるパートナーとの情緒的関係が築けないために生じる、うつ、無気力、不眠、パニック障害、自尊感情の低下などの身体的・精神的症状を呈する適応障害。本紙775号でフルリールの活動を紹介しています。
* * *
 他にもたくさんのグループが「自分たちのことは自分たちで」「仲間同士の共同による自助」を大切にした自主的な活動を行っており、必要に応じてメディア、講演や提言活動を通じて社会に向けてに発信するなど、関係団体やさまざまなツールを活用しながら活動しています。

〈囲み〉
平成29年度セルフヘルプ実践セミナー
「セルフヘルプ・グループに学ぶ ともに生きるチカラ」
日時=平成30年3月2日(金) 午後1時30分〜4時30分
場所=フォーラム(男女共同参画センター横浜)ホール
参加費=無料
共催=横浜市男女共同参画センター横浜※事前申込制。詳細はかながわボランティアセンターにお問合わせください。
TEL 045-312-4815 Mail:kvc@knsyk.jp
【昨年度参加者の声】
●いろいろな思いをもって生きている人が、自分の想像を超えてらっしゃることに驚きました。日々、想いを聴かなくてはと思いながら、ゆっくり聴く時間が持てないことが現実ですが、登壇された方々が努力して、そんな場を作っていることに感心しました。
●実際のお話を聞ける機会がなかったので、本当に貴重で大変良い機会でした。自分の支援(対人援助)の振り返りにもなりました。日々、個人に関わっていると“要支援者”という視点の一方通行が、家族含めて当事者が、グループを立ち上げたり、専門職を含めて、社会に問題提起、表現するほどの「力」となり得る方々である、別の視点も持てました。
〈囲み終わり〉

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SHGとともにつくる「セルフヘルプ実践セミナー」
 本会では、SHGのリレートークを主としたセルフヘルプ実践セミナーを開催しており、テーマや内容を本会のセルフヘルプ活動支援者会議委員とSHGとが集って検討しています。今年度のテーマは「セルフヘルプ・グループに学ぶ ともに生きるチカラ」。同じ境遇にある人同士が集い、思いを分かち合う「場」があることで社会とつながるエネルギーにもなります。こうしたSHGの場のチカラを伝えたい。同じ思いを持つ6グループによるリレートークと、SHGを応援し続けている、東海大学教授でセルフヘルプ活動支援者会議座長の堀越由紀子さんと臼井さんがコーディネーターを務めます。
 今回は、横浜市内に3館の拠点を持ち、SHG支援を行っている男女共同参画センター横浜との共催により実施します。SHGが一堂に会して話す機会は貴重です。SHGと接することが初めての方も、ぜひ、ご参加ください。

〈写真〉
昨年度のセルフヘルプ実践セミナーの様子
〈写真終わり〉

SHG理解とは多様性を共有すること
 「アルコール依存症」と聞くと、どんな人を想像しますか?治療の必要のあるアルコール依存症者は80万人いると推計され、その中には学校の先生もソーシャルワーカーも、主婦もいます。ある一つの要素から「こういう人であるはずだ」と思い込みがちですが、SHGにつながる方の中には、こうした社会の偏見やレッテルに傷付けられた方が少なくありません。いま必要なのは、SHGのメンバーたちが「ダメージを受けた人々」から、「チャレンジする人々、レジリエンス(外力によるゆがみを跳ね返す力)を持つ人々」として、これまでの先入観や固定概念を転換することではないでしょうか。
 生きづらさを抱える人を理解すること、そのSHGの持つ専門性に学ぶことは、私たちの社会の多様性そのものを共有することにつながると言えます。どんな生きづらさがあるのか、そこに集う方はどんな方たちなのか、まずは知ることから始めてみませんか。今回ご紹介したセルフヘルプ実践セミナーや、色々な方の参加を歓迎しているSHGもありますし、ニュースの発行やホームページで情報を発信しているところもあります。
 知ってほしい、活用してほしい、というSHGの方の思いが届くよう、本会ではこれからもSHGの支援を続けてまいります。
(かながわボランティアセンター)

〈表〉
●セルフヘルプ相談室を利用している一部グループ
a@グループ名 概要
1 被害者支援自助グループ「ピア・神奈川」 犯罪や事故などで突然命を奪われた被害者支援
2 (特非)あではで神奈川 発達障害を持つ子の親と成人本人の会
3 火曜ナラノンファミリーグループ 身近な人などの薬物依存症の影響を受けている人の集まり
4 ACoA横浜 アルコール依存などの機能不全家庭で育った影響からの回復をめざすアダルト・チルドレン本人のグループ
5 (公社)日本オストミ−協会神奈川支部 ストーマ(人工肛門・人工膀胱)保有者と、その家族・関係者の会
6 横浜断酒新生会 アルコール依存症者とその家族の自助グループ
7 横浜げんき会 精神障がい者のきょうだいをもつ兄弟姉妹の会
8 MKK(精神保健を考える会) 心病む人の家族の会
9 脳損傷による遷延性意識障がい者と家族の会 わかば 遷延性意識障がい者の家族会
10 ペンタスの会 皮膚筋炎・多発性筋炎とそれに類する疾患患者会
11 あけぼの神奈川 乳がん患者の会
12 (特非)よこはま言友会 吃音者のグループ
13 あんじゅ 自死で子どもを喪った親の自助・他助グループ
14 SCA横浜グループ 性的強迫症からの回復を目指す男女の共同体
15 Bipolar-Quest神奈川県双極性障害の会 双極性障害当事者の会
16 虹のかけはし 自死で家族を喪った本人の集い
17 やすらぎ 介護を必要とする親を支える家族の会
18 FT/MX FTM、FTX及び性別に何らかの違和感を感じる女性のためのグループ
19 AAビッグブック横浜グループ アルコール依存症からの回復を目指す自助グループ
20 ACAかながわ 機能不全家庭で育った成人の共同体
21 (特非)アレルギーを考える母の会 アレルギー患者本人・家族の会
22 生活の発見会 横浜夜間懇談会 神経症を改善するために森田療法を利用する当事者会
23 (公社)認知症の人と家族の会神奈川県支部 認知症の人と家族が互いに励まし合い、助け合おうとするグループ
24 ピアサポートよこはま がん体験者によるがん患者、家族への相談支援
25 ギャマノン みなと横浜グループ ギャンブルの問題に影響を受けた家族・友人・パートナー等の自助グループ
26 ACoA横浜土曜 アダルトチルドレンの回復を目指す本人のためのグループ
27 そよ風の向こうに〜 自死遺族の語らいの会
28 神奈川県重症心身障害児(者)を守る会 重症児者の保護者による重症児者を守るための活動
29 フルリール 発達障害(未診断含む)のパートナーを持つ人たちの居場所
30 レインボーグループ 薬物依存を抱えるレズ・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダーの当事者会
31 (特非)SpesNova がん患者支援のサポートグループ
32 ACoA横浜ヤンググループ 機能不全家族で育った問題を分かち合い回復を目指す
33 青い鳥グループ 共依存症、愛着障害等の勉強をする仲間の会
34 ばたふらい(Butterfry) 心の病(精神障害)を持つ方が、地域によりよく参加・交流・就労できるよう活動するグループ
35 レインボーキャリア会 女性精神障害者の自助グループ
36 (特非)メンタルヘルス・コーリング 適応障害、社交不安障害、抑うつ状態からの回復を目指す
37 ナラノン土曜横浜 家族や友人等の薬物の問題でどうしようもない状況に陥っている人たちの集まり
38 ひとりやないで! 統合失調症の親をもつ子ども向けの家族会
39 暖炉の会 気分障害(うつ病、躁うつ病)の自助グループ
40 横浜依存症ピアカウンセリングの会 依存症の回復者と家族によるピアカウンセリング
●ロッカー・メールボックスのみを利用しているグループ
a@グループ名 概要
1 CS和の会〜化学物質過敏症の仲間たち 化学物質過敏症発症者本人の会
2 KHJ神奈川 虹の会 神奈川県を中心に引きこもりの子どもを持つ親の会
3 神奈川県失語症友の会連絡協議会 神奈川の失語症友の会をまとめる団体
4 神奈川県網膜色素変性症協会(JRPS神奈川) 網膜色素変性症の患者会。患者・家族、研究者、支援者で構成。
5 (公社)日本リウマチ友の会神奈川支部 関節リウマチ患者と家族、医療関係者が加入する会
6 HSPネットワーク ささいなことで動揺してしまう敏感な人たち本人のグループ
7 特発性拡張型心筋症〜よりよく生きる 特発性拡張型心筋症の患者と支える方の集まり
〈表終わり〉

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こんにちは!民生委員児童委員です
歴史と伝統の町上溝地区の取り組み
永野 堅次(民生委員児童委員)
相模原市中央区上溝地区民生委員児童委員協議会
【地区の特徴】
 上溝地区は鳩川・姥川・道保川の三河川が流れ、横山丘陵の中段にあり、明治初期より定期市が開催されていました。また、旧相模原町の町役場も設置されるなど、かつては行政・経済の中心地として栄え、かながわの祭り50選「上溝夏祭り」が開催される歴史と潤いのある地域です。
 そんな上溝地区ですが、今回は民生委員の訪問等の基本的な活動と一味違った、お祭りの取り組みをご紹介します。
【上溝地区ふくしまつり】
 上溝地区の地域住民同士のふれあいを目的とした大きなイベントで、各コーナーの受付も担当し、地域の団体と共にまつりを盛り上げています。
 協力団体による野菜・たこ焼き・綿菓子販売や各種体験コーナー(点字・手話・車いす等)、演芸大会などが開催され、地域の皆様に福祉をより身近に感じてもらいたいという思いで精一杯頑張っています。
【レクリエーション大会】
 毎年、「上溝地区ふるさとまつり」と「上溝レクリエーション大会」が上溝小学校校庭を使って大々的に開かれ、16の自治会・各種団体が参加しています。
 民児協はポップコーンの模擬店を出店し、機械操作、袋詰めから販売までを行います。毎年売れ行きは好調で、民生委員もやりがいを感じています。機械からポップコーンが出てくる様子を楽しそうに見ている子どもたちを見ているとこちらも笑顔になってしまいます。
 子どもたちが口にしたときの素朴な味は、待った分だけ思い出として残り、この地域に愛着を持って、これからの上溝地区でのびのびと育っていってほしいと願っています。
【今後の抱負と課題】
 超高齢化や少子化など課題は山積していますが、子どもたちの健全育成のために従来の待ちの姿勢から一歩踏み出し、民児協として担うべき役割をどう設定し、いかに実践していくかが大きな課題であり、責務だと考えています。
 問題を一人で抱え込むことなく、皆が楽しく参加できる民児協運営を、行政や地域の諸団体と連携して進めていきたいと思います。

 上溝地区のお祭り同様、地区の民生委員さんの活動も非常に盛り上がっています。事務局も民生委員さんの地区をつなげる活動を精一杯サポートしていきたいと思います。(相模原市民生委員児童委員協議会)

民生委員児童委員制度は、平成29年で100周年を迎えます。左上のマークは、100周年シンボルマークです。

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NEWS&TOPICS
民生委員制度創設100周年記念式典開催
神奈川県民生委員児童委員協議会
 去る10月25日、やまと芸術文化ホールにて、神奈川県民生委員児童委員協議会主催による「民生委員制度創設100周年記念式典」が開催され、県内民生委員児童委員、関係者約1千人が集いました。
 式典では黒岩知事をはじめ、多くの方々の祝辞において、見守りや身近な相談相手としての活動への感謝と期待の言葉が述べられ、民生委員児童委員の取り組みが地域住民の福祉、安心の支えとして、重要であることが伝わりました。
 「福祉のこころ〜民生委員制度創設100周年を迎え〜」と題した(福)横須賀基督教社会館会長の阿部志郎さんによる記念講演では、戦前から戦後、そして現在に至る社会と人の暮らしの変遷と福祉の動きが語られました。昭和43年の民生委員による「在宅ねたきり老人実態調査」は、全国に寝たきりの高齢者が20万人以上いることを把握し、高齢者介護の問題を可視化することで、在宅福祉施策の推進・充実に寄与したという先達の先駆性に触れ「新しいニードが出てきたのに対応策がないといった課題を民児協、社協を通して世間に訴えてほしい」と話しました。
 また、統計では国民の6割がボランティア活動への参加に関心があるという一方で、活動に参加している人の割合は少なく、頼まれれば参加する「待ちの姿勢」の人が大半であるとの状況を踏まえ「こうした人々の関心を掘り起こし、ボランティアに参加していってもらう。これが皆様の課題ではないでしょうか」と、地域での福祉の担い手、活動の場づくりへの期待も示唆しました。
 「民生委員制度の特徴は、民間から盛り上がる力により育てられたものであること、また、世界で唯一の優れた制度であること。ぜひこの民生委員制度を、100年以降も育てていただきたい」と、講演を締めくくりました。
(企画調整・情報提供担当)

介護の仕事の魅力を発信 ー介護フェアinかながわ開催
 11月5日、県主催の「介護フェアinかながわ」が新都市ホール(横浜市西区)で開催されました。
 このフェアは、介護の仕事の魅力を発信し、介護人材のすそ野を広げること等を目的に開催。基調講演で画家の城戸真亜子さんが認知症の義母の介護体験を語ったほか、県立二俣川看護福祉高等学校の生徒による介護技術の実演、若手介護職員によるトークショー等が行われました。

〈写真〉
来場者も高校生からのアドバイスを受けて介護技術を体験
〈写真終わり〉

 県が独自に取り組む「かながわベスト介護セレクト20」に選ばれた、介護サービスの質の向上や人材育成、処遇改善に顕著な成果を上げた19事業所、「かながわ感動介護大賞」に選ばれた介護の感動的なエピソード4作品の表彰式も行われました。
 当日は、就職や資格取得に関する相談や、福祉機器の展示などを行う関係機関・団体、企業のブースも多数出展。身内の介護に直面している高齢者、就職を考えている中高年齢者や学生など、来場者がそれぞれの立場から介護を身近に感じる一日となりました。
(企画調整・情報提供担当)

〈コラム〉
→かながわベスト介護セレクト20受賞施設の紹介
 特別養護老人ホーム和みの園(横浜市戸塚区)では、人材育成の取り組みとして寒川ホーム(寒川町)、金井原苑(川崎市麻生区)とともに「3法人合同職員育成事業」を実施。人事異動の幅が狭く、職員が多様な経験をする場が限られる小規模法人の課題を克服するため、施設間の職員派遣研修等に取り組んでいます。
 また、施設内に「おうち保育園」を設置。子育て中の職員が安心して働ける職場環境も整備。今は地域の高齢者や子どもの世代間交流の場にもなっています。

〈写真〉
おうち保育園と遊ぶ子どもたち
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 このたびの受賞について、施設長の木内菜穂子さんと施設長補佐の飯田敦さんは「日々の頑張りが評価されたことで、職員のモチベーションがさらに上がるきっかけとなった」と振り返ってくださいました。入所者やその家族はもちろん、地域の方、そして職員とその家族を大切にするお二人の姿が、職員の皆さんにとって安心して働ける職場環境を作っています。
〈コラム終わり〉

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年末たすけあい運動実施中!
 共同募金運動には、10月から12月までの3カ月間に実施する「赤い羽根募金(一般募金)」(※)と、12月に実施する「年末たすけあい募金」があります。
 「赤い羽根募金」は、主に県内の民間社会福祉施設や団体が地域福祉を推進するための事業に、「年末たすけあい募金」は、市区町村社協が地域単位で実施する生活支援事業などに活用されます。
 「年末たすけあい募金」は生活困窮者の越年支援を目的として、昭和28年に県と県社協の提唱により始まりました。起源は、住民同士が米や餅、衣類などを持ち寄り、お互いの生活を助け合う「一品持ち寄り運動」といわれています。最近では、ひとり暮らし高齢者のためのサロン活動、子育て支援事業、障がい者団体が行う事業をはじめ、公的援助が届きにくい小規模団体の活動費など、地域で最も必要とされる事業へと支援の輪を広げています。
 今年の「年末たすけあい募金」の目標額は3億9967万円です。住み慣れた街で安心して暮らしていくために、さまざまな地域福祉事業が計画されています。皆さまの温かいご支援をお待ちしています。(神奈川県共同募金会)
※平成25年度より運動期間を1月から3月までの3カ月間に拡大しました。この期間は、県共同募金会が県内の企業との協働事業を推進するための特定活動期間とします。

〈囲み〉
◇実施期間
 平成29年12月1日(金)〜31日(日)
◇寄付金受付窓口
 共同募金会市区町村支会
◇寄付金・配分金の取り扱い
 寄付金は、当該地域のために全額活用されます
◇問い合わせ先
 (福)神奈川県共同募金会
 TEL 045ー312ー6339
〈囲み終わり〉

福祉のうごき Movement of welfare 2017年10月26日〜11月25日
●ひきこもり高齢化 就労支援44歳まで
 厚生労働省は、高年齢化するひきこもりやニートの就労を後押しするため、39歳までを対象としている現在の支援制度を来年度から拡充し、40〜44歳も含める方針を決めた。

●認知症 免許取り消し697人
 警察庁は2日、75歳以上の運転者の認知症対策を強化した改正道路交通法の半年の状況を公表。認知機能検査を受けた111万7876人の中で認知症の恐れがあると判定されたのは3万170人で、うち、697人が免許取り消し・停止となった。

●神奈川県が障害者雇用ポータル開設
 県は、企業などの障害者雇用に役立つ情報を一元的に提供するため、障害者雇用促進センターの専用ポータルサイトを開設した。県によると、県内の障害者の雇用率は(2016年6月現在)1.87%で全国平均の1.92%を下回る。

●川崎市ヘイトスピーチ事前規制の指針公表
 川崎市は9日、公園や市民館などの公共施設でヘイトスピーチを行わせないためのガイドラインを策定し、公表した。
差別的言動が行われる恐れがある場合、施設利用を不許可にすることができ、表現の自由を保障しながらヘイトスピーチを事前規制する全国初の施策。

●支援職員の意識調査 県が結果を公表
 県は22日、子どもの貧困に関する意識調査結果を公表し、県内で子どもの支援や相談に携わる職員の9割以上が「貧困は世代を超えて連鎖する」と認識していることが分かった。調査では、児童相談所と学校などの情報共有が図られていないことも判明。

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私のおすすめ
◎このコーナーでは、子育てや障害、認知症・介護当事者の目線から、普段の暮らしに役立つ「おすすめ」なものを紹介します。

小さな子がいる家族も楽しめる冬のおでかけにぴったりのプラネタリウム&美術館
 寒くなるとおっくうになりがちな冬のおでかけ。まして小さな子どもがいると連れて行くことをためらってしまう場所がありますよね。
 そこで今回は、小さな子と一緒に楽しめるプラネタリウムと託児サービスがある美術館をご紹介。いつもと違う時間をあたたかい室内でゆったりと過ごし、家族みんなでリフレッシュしましょう!

今月は→NPO法人ままとんきっずがお伝えします!
 今年で子育て支援活動25年目。お母さんたちが主体となって、親子が集うサロン、グループ保育、一時保育、各種講座、産後サポート、子育て支援センター、小学校での寺子屋事業、中学校での赤ちゃんふれあい体験事業などを運営。情報誌・単行本の発行物は45冊を超え、一部は海外でも翻訳出版。乳幼児から小中学生まで幅広い子育て支援により、地域の活性化を目指し、活動の場を広げている。
〈連絡先〉〒214-0011 川崎市多摩区布田24-26
TEL 044-945-8662 FAX 044-944-3009 URL:http://www.mamaton.jpn.org/

◆子どもたち向けに分かりやすく星空を解説
 小田急江ノ島線・横浜市営地下鉄ブルーライン・相鉄いずみ野線「湘南台駅」から徒歩約5分の「藤沢市湘南台文化センターこども館」には、1千万個の星を映し出すプラネタリウム「宇宙劇場」があります。
 ここでは小さな子を連れた家族が周りに気兼ねすることなく、安心して利用できる「キッズプラネタリウム」の投影を実施。前半には解説員による今夜の星空のお話、後半には幼児から小学生低学年向けの番組を上映しています。お話を聞くだけでなく、子どもが質問に答えたり、家族と話し合ったり、参加できる工夫があるので、飽きずに楽しめます。泣いたり騒いだりして退席したくなったときは、スタッフに出口まで案内してもらえるので、ラクな気持ちで鑑賞できます(再入場はできません)。
 「プラネタリウムで見た星はそこで終わりではなく、本当の空でも見つけられるかもしれません。子どもたちの好奇心をくすぐり、日々の楽しみも増えると思いますよ」と、こども館の方にお話しいただきました。

〈写真〉
(左)解説員がその場で優しく解説してくれる(中央)現在投影中の「たいようとブカブカ」は太陽の1日の動きが分かる番組(右)満天の星に「わぁ、きれい!」と声が上がる
〈写真終わり〉

◆ゆっくり鑑賞してリラックスできるサービス
 京浜急行「馬堀海岸駅」から観音崎行きバスで約10分、「観音崎京急ホテル・横須賀美術館前停留所」下車後、徒歩約2分の「横須賀美術館」は、海と芝生の広場に面した自然の中にあります。
 こちらでは小さな子どもがいる家族も、国内や海外の近現代美術の展覧会をゆっくりと鑑賞できるように、定期的に月1回とイベント開催時に託児サービスを実施。おもちゃや絵本を用意した託児室で、保育スタッフが子どもを預かってくれます。
 鑑賞後には館内のレストランで、海を眺めながらお茶を飲んでひと息つける楽しみも。天気がよい日は子どもと一緒に芝生の広場でお弁当を食べたり、遊んだり、一日のんびり過ごすのもよいでしょう。
 「たまにはリラックスして美術館を楽しみたい方に、ぜひご利用いただきたいです」と横須賀美術館の方。託児は事前申込制です。詳しくはホームページをご覧ください。

〈写真〉
申し込みは託児実施日の2週間前まで
〈写真終わり〉

インフォメーション
●藤沢市湘南台文化センターこども館
TEL  0466-45-1500 FAX 0466-45-1503 URL:http://www.kodomokan.jp/
・キッズプラネタリウム投影日時=土曜、夏・冬・春休みの平日午前10時30分、日曜・祝日午前10時30分、午後2時30分
・入場料=宇宙劇場 大人500円、子ども200円、ひざ上幼児無料
●横須賀美術館
TEL 046-845-1211 FAX 046-845-1215 URL:http://www.yokosuka-moa.jp/
・定期託児実施日時=平成30年1月12日(金)、2月13日(火)、3月9日(金)ほか。午後1時30分から午後4時
・託児料=無料
・対象=1歳〜未就学児
・観覧料=所蔵品展 大人310円(企画展の料金は別)

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福祉最前線ー現場レポートー
◎このコーナーでは県内各地の福祉関連の当事者・職能団体等の方々から日ごろの取り組みをご寄稿いただきます。

みやした助産院
院長 宮下 美代子
 平成2年に開業。平成22年には日本助産評価機構の認定第1号を受けています。平成24年に特定非営利活動法人WooMoo設立、平成26年より横浜市産後母子ケア開始、平成27年に小規模保育を開園。現在は年間で分娩70件、約3,000人の授乳期支援に取り組んでいるほか、全国から約600名の実習生・研修生の受け入れも行っています。
〈連絡先〉〒232-0002 横浜市南区三春台126 TEL 045-231-1788

開業助産師として母子によりそう
 ここ最近の母子保健を取り巻く状況は、晩産化と未婚率の上昇、少子化の進行、核家族化、育児の孤立化、子どもの貧困、児童虐待の増加等、大きく変化しています。さらに、自殺により亡くなった妊産褥婦の数が、出産時の出血などによる妊産婦死亡率の2倍になるなど、妊産褥婦の精神的な問題も大きく取り上げられています。
 これらの対策として、横浜市では育児不安や児童虐待防止につなげることを目的に、産後健診の無料化や産後母子ケア事業、妊娠期支援事業など、医療施設と区、地域の助産所が協働して母子の自立支援につなげる活動が始まっています。さらに、今年度からは3区をモデル地区として「母子保健コーディネーター」を配置し、産む前から継続的に関わりを持ち、切れ目のない支援を目指す取り組みも始まりました。
 産み育てのこの時期は、自分自身を表出し受け止めてもらえることで、女性から母親になるためのホルモンを総動員し、能力を発揮する転換期になります。しかし、出産体験の中で身体的なトラブルや家族背景が、時には大きな問題となって表面化し、後の子育てにまで影響する場面に遭遇することがあります。
 それらの場面に対応するため、当院では妊娠期から子育て期までの一連の流れの中で、さまざまな方々と協働できるようにチーム体制を整え、育児期全般までを見据えた支援を行っています。当院で出産予定の母親に対しては、妊娠中に全家庭を訪問し、家庭環境や家族の状況を把握します。何らかの問題を抱えていることが明らかになった場合、お産をとおして、これまでの自分と向き合う良い機会になるよう温かく見守り、支えます。自分を受け止めてもらえたことで気持ちが安定し、その安定した気持ちが子どもに与える愛情となり、育児につながっていくのです。また、産後も他職種とチームを組み、家事や育児支援ができる体制を整え、成長に合わせて継続的にフォローできるようにしています。
 今後も地域助産師として、社会の変化に柔軟に対応し、母親が安心して子育てできるよう、母子に寄り添い、心身の健康を支えられるようにしていきたいと思います。

P10
県社協のひろば
永年の功績をたたえ、さらなる活躍への励みとして―第66回神奈川県社会福祉大会開催
 去る11月8日(水)、県立音楽堂において、第66回神奈川県社会福祉大会を開催しました。
 第1部では、(公財)社会福祉振興・試験センター理事長の根本嘉昭さんが「ヒューマンサービスと福祉の価値―ともに生きる社会の実現に向けて」と題して記念講演を行いました。根本さんはヒューマンサービスの一つの大きな特徴として「心と心のふれあい」を挙げ、「利用者と提供者だけでなく、周囲の人々を癒し、ともに豊かにする。まさに互いに与え、与えられる関係である」としました。そして「ヒューマンサービスとしての社会福祉のサービスは、実践を通じて福祉の価値をつくり、利用者とともに高め合い、周囲の人々を巻き込みながら、一つの文化として社会のありようを問題提起していくもの」と話しました。
 第2部では、神奈川県介護賞、かながわ福祉みらい賞、県知事表彰、県社会福祉協議会会長表彰及び感謝、県共同募金会会長感謝の贈呈とともに、共同募金運動70周年記念の県知事表彰並びに県共募会長感謝の贈呈式を行いました。
1131名、176団体の受賞者を代表して(福)常成福祉会の伊藤崇博さんは、約30年の足跡を「多くの利用者の方々に勇気づけられてきた」と振り返り、「福祉の仕事は出会いが財産となる。この魅力を福祉の仕事に希望を持つ若い職員に伝えていくことが我々の使命」と決意を述べました。
 地域の福祉活動や福祉職場で生き生きと躍動する担い手や従事者の方々の姿を通して、周囲の人々に福祉の価値や魅力が伝わっていきます。本会では、受賞者の皆様の一層のご活躍をお祈りするとともに、今後も各種事業や活動を通してその活躍を支えるよう取り組んでまいります。(総務担当)

〈写真〉
「上司や同僚、家族の支えに感謝」とあいさつする伊藤さん
〈写真終わり〉

第20回介護支援専門員実務研修受講試験 合格状況
 10月8日(日)、第20回介護支援専門員実務研修受講試験を県内7カ所(関東学院大学他)の会場で実施しました。
 受験者数は7676人、合格者数は1948人で、合格率は25・4%と昨年度より10・9ポイント大幅に上回る結果となりました。
合格者の75・5%を介護福祉士が占め、社会福祉士や他の福祉・介護分野を合わせると福祉職が8割を超えています。
 合格者の平均年齢は44・6歳で、男性は30歳代、女性は50歳代前後の割合が高くなっています。
 合格者が受講する実務研修は平成30年1月15日より、本会、横浜市社協並びに総合健康推進財団で実施の予定です。
 なお、介護保険法の一部改正により平成30年度から受験資格が変更されます。
 詳しくは4月頃、本会ホームページ(http://www.knsyk.jp/)に掲載される内容をご確認ください。
(福祉研修センター)

〈表〉
平成29年度介護支援専門員受講試験 職種(資格)別合格状況
 職種別 合格者数 構成比
 29年度 28年度 29年度 28年度
介護福祉士 1,470 (746) 75.5 (72.0)
看護師 112 (61) 5.7 (5.9)
社会福祉士 93 (61) 4.8 (5.9)
介護業務従事 79 (32) 4.1 (3.1)
相談業務従事 55 (29) 2.8 (2.8)
理学療法士 32 (32) 1.6 (3.1)
作業療法士 18 (15) 0.9 (1.4)
マッサージ指圧師 15 (7) 0.8 (0.7)
栄養士 15 (8) 0.8 (0.8)
薬剤師 13 (7) 0.7 (0.7)
歯科衛生士 13 (6) 0.7 (0.6)
保健師 8 (10) 0.4 (1.0)
柔道整復師 8 (8) 0.4 (0.8)
はり師 5 (3) 0.2 (0.3)
精神保健福祉士 4 (3) 0.2 (0.3)
医師 3 (0) 0.1 (0.0)
准看護師 2 (2) 0.1 (0.2)
言語聴覚士 2 (2) 0.1 (0.2)
義肢装具士 1 (0) 0.1 (0.0)
歯科医師 0 (2) 0.0 (0.2)
助産師 0 (2) 0.0 (0.2)
計 1,948 1,036 100.0% 100.0%
歯科医師、助産師の合格者はいませんでした。
〈表終わり〉

P11
information
会員・関係機関主催
神奈川県重症心身障害児者協議会
平成29年度職員研修会
◇日時=平成30年1月27日(土)午前10時〜午後4時30分(午前9時45分開場)
◇会場=県社会福祉会館2階講堂
◇費用=加盟施設:無料、非加盟施設:500円
◇申込=1月17日(水)までに問い合わせ先にTELで申込む(所属、参加者氏名明記のこと)
◇問い合わせ先=(福)サルビア
 TEL 045-576-3000 FAX 045-576-3559 Mail:salvia@tobu.saiseikai.or.jp

弘済学園「第29回こうさい療育セミナー」
 総合福祉センター「弘済学園」は、知的障害・自閉症児者施設として、幼児期から児童期における療育を通して成人期の自立に向けた支援を行っています。実践と知見とを分かち合う場として、セミナーを開催します。
◇テーマ=「『困難』を乗り越えるための『事例検討』〜行動障害に対する多角的視点からのアプローチ〜」
◇日時=平成30年2月2日(金)午前9時〜午後4時
◇会場=総合福祉センター「弘済学園」
◇内容=@療育支援公開A8つの分科会での実践報告B懇親会
◇費用=終日5,000円、午後のみの参加は3,000円。学生は無料。昼食は任意申込(1,000円)、懇親会は任意申込(無料)
◇申込=1月26日(金)までにTEL    にて申込書を請求の上、申込む。または、ホームページから申込む。
◇問い合わせ先=弘済学園「第29回こうさい療育セミナー係」
 TEL 0463-77-3222 FAX 0463-77-3225 Mail:ryoikuseminar@kousaikai.or.jp URL:http://www.kousaikai.or.jp/school/information/seminar.html

寄附金品ありがとうございました
【一般寄附金】広瀬公子、日本農産工業(株)
【交通遺児援護基金】海老名市自動車商工組合、神奈川県設計協同組合連合会
【ともしび基金】脇隆志、(一財)光之村、福田清勝、県立座間養護学校、(福)日本医療伝道会総合病院衣笠病院、日本農産工業(株)、太平館、ともしびショップマリン、(株)横浜銀行柿生支店
(合計18件 988,682円)
【寄附物品】(一社)神奈川県自動車会議所、日本農産工業(株)
【ライフサポート事業】
 寄附物品〉(福)横浜大陽会、(福)きしろ社会事業会 
(いずれも順不同、敬称略)

〈写真〉
神奈川県設計協同組合連合会より、交通遺児援護基金へご寄附いただき、飯田政司事務局長(中央)、須藤理一郎事務局(右)に感謝状を贈呈

(一社)神奈川県自動車会議所より、老人福祉施設へ介護車両を寄贈いただき、山崎新太郎理事長(右)に感謝状を贈呈

日本農産工業(株)より、ともしび基金・一般寄附金へご寄附、児童福祉施設等へ牛肉を寄贈いただき、総務人事部総務グループ納谷亮グループリーダー(右)へ感謝状を贈呈
〈写真終わり〉

〈囲み〉
平成30年度地域福祉活動支援事業のご案内
 本会では、県内のセルフヘルプグループ・当事者団体、地域福祉活動に取り組むボランティアグループ、県内の市町村社会福祉協議会やそれを構成員とする実行委員会等を対象に、地域の課題解決やいきいきとした地域づくりに取り組む活動に対する経費の一部を助成する「地域福祉活動支援事業」を実施します。なお、今年度より、公益性が高い先駆的・モデル的な活動に県社協と対等な立場で取り組む事業に対する「協働事業助成」を新たに実施します。
◇募集期間=平成29年11月1日(水)〜平成30年2月10日(土)当日消印有効
◇助成区分及び金額・対象となる活動等

〈表〉
区分活動区分・内容
一般助成地域福祉の推進に寄与する活動に対する助成で、対象経費総額の5分の4以内、20万円を上限とする。
1.当事者支え合い・当事者支援の促進
2.地域福祉ニーズ(課題)への対応
3.福祉の学び(参加型福祉教育)の推進
4.福祉コミュニティの構築
協働事業助成県社協と協働することで、より相乗効果が期待できる公益性の高い広域的、先駆的な事業に対する助成で、対象経費総額の5分の4以内、50万円を上限とする。
1.福祉教育・ボランティア学習プログラム構築に係る先駆的な活動。
2.地域住民、関係機関・団体の福祉意識の醸成を基盤とし、幅広い世代の社会参加推進に係る先駆的な活動。
〈表終わり〉

※詳しくはホームページをご覧ください。申請様式はホームページよりダウンロードできます。URL:http://www.knsyk.jp/s/sanka/sienjigyou_tomoshibi.html
◇応募・問い合わせ先=地域福祉推進担当 TEL 045-312-4813
〈囲み終わり〉

P12
かながわほっと情報
地区の一体感を高め、暮らしの安心につなげる
吉岡地区社会福祉協議会(綾瀬市)
 設立11年目の吉岡地区社会福祉協議会(以下、吉岡地区社協)では、設立当初より「ピンポン健康サロン」を開催しています。60歳以上の方を対象とするこのサロンは、近隣で体を動かす場を望む高齢者の声から始まりました。
 地区社協役員で卓球経験のある森谷さん夫妻が指導を担い、初心者だった参加者も今では市の大会で入賞するレベルに。参加者は「笑いがあってとにかく楽しい」「足腰が鍛えられて、体の動きが楽になった」と、長く続く理由を聞かせてくださいました。ここで初めて出会う人も多く、知り合いが増える楽しさもあるそうです。

〈写真〉
上:練習では緊張感のあるラリーが続く
下:加藤会長(中央)、森谷さん夫妻(左隣)と参加者の皆さん。口コミで参加者は増え続けている
〈写真終わり〉

 ほか、模擬店やグラウンド・ゴルフなど幅広い世代が楽しめる「吉岡地区社協まつり」、避難行動要支援者登録制度に登録している方を招いての食事会や、子どもを対象にしたホタル観賞会など、行事を通じた交流の場を設けています。
 会長の加藤功さんは「ここは地区内に川が流れ、小学校も2校あり、生活のエリアが分かれています。地区の一体感、つながりが必要と考え、誰もが参加しやすく、交流できる場を企画しています」とその意図を説明しました。

〈写真〉
多くの住民が参加する吉岡地区社協まつり
〈写真終わり〉

 (福)綾瀬市社会福祉協議会は平成28年度に生活支援体制整備事業を市から受託。支え合いの取り組みを、地域(日常生活圏域)の多様なメンバーにより考え推進する第2層の協議体「ささえあい井戸端会議」を地区単位で設置する中、吉岡地区は今年4月に発足しました。
 「高齢化が進み、買い物やゴミ出しなど、住民が不安に感じていることが多々ある。それを井戸端会議で皆で考えることが大事。ただ、すぐに解決できることは多くなく、難しさを感じています。でも参加する人から意識が変わっていき、地域の課題に気づき、行動していく人が増えていけばいいなと思っています。井戸端会議も住民交流も、そのきっかけになれば」と座長を担う加藤さん。交流の積み重ねを地区の安心につなげていく取り組みに、期待が寄せられます。
(企画調整・情報提供担当)
※本年度の県社会福祉大会にて優良地区社協として表彰されました。

〈写真〉
拍手で承認の井戸端会議。ここで話し合われた課題について、出席者が近隣の方の意見を聞き、次回の会議で共有する。多くの声を集め、地区全体の課題として第1層の協議体につなげていきたいと言う
〈写真終わり〉

「福祉タイムズ」は、赤い羽根共同募金の配分を受けて発行しています
ご意見・ご感想をお待ちしています!
バックナンバーはHPから
【発行日】2017(平成29)年12月15日(毎月1回15日発行)
【編集発行人】新井隆
【発行所】社会福祉法人神奈川県社会福祉協議会
〒221-0844 横浜市神奈川区沢渡4番地の2
TEL 045-311-1423
FAX  045-312-6302
Mail:kikaku@knsyk.jp
【印刷所】株式会社神奈川機関紙印刷所

  • (機関紙福祉タイムズは共同募金の配分金により作成されています)

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