助け合い、支え合い、誰もが安心して暮らせるまちへ
丸子地区社会福祉協議会(川崎市中原区)
第72回神奈川県社会福祉大会 優良地区社協表彰受賞
- 分野 地域 /
- エリア川崎市中原区 /
- 推進主体 地区社会福祉協議会等 /
三者一体の地域包括支援
川崎市中原区の北東部に位置する丸子地区は多摩川に面しており、自然が豊かな一方で、マンションが立ち並ぶ都市としての顔も持ち合わせています。近年はその利便性の高さから人口が増えており、若い世代からも人気のまちです。そんな丸子地区で「助け合い支え合いのまちづくり」を進めているのが丸子地区社会福祉協議会(以下、丸子地区社協)です。
丸子地区社協は、日頃から町会や民生委員児童委員協議会と連携し、会食会や健康マージャンなど様々な活動を行っています。中でも特に力を入れているのが、子育て支援とシニア活動です。
子育て支援では、月1回子育てサロン「あゆみ」を開催しており、毎月20組以上の母子が参加するほど大人気のサロンです。地元中学校の生徒との交流会を実施するなど、多世代交流の場にもなっています。

子育てサロン「あゆみ」
シニア活動では毎年一番のビッグイベントとして「シニア演芸大会」が開催されています。各町会の老人クラブが一堂に会し、歌や踊りを披露します。本番に向けて何カ月も前から練習をしているグループもあるそうです。一時は新型コロナウイルス感染症の影響を受けましたが、現在は再び盛り上がりを見せており、地域の活力が伝わってきます。

シニア演芸大会の様子(令和7年11月1日開催)
活動の秘訣は仲の良さ
活動について、丸子地区社協の山本副会長は「何をやるにも9町会で一緒になって、和やかに、アットホームに活動しています。丸子地区の魅力はとにかく地域の人同士の仲が良いこと」と話します。また、子育てサロンの帰り際に、参加された方から「ありがとうございました。また来ます」と言われることが活動のやりがいにつながっているそうです。
一方で、丸子地区社協では担い手の高齢化や若い世代の活動参加が課題となっています。尾木副会長は「活動は一朝一夕でできるものではなく、日頃のつながりの中から生まれてくるもの。『あの人たちがいるなら行ってみよう』と思ってもらえるように活動しています」と言います。

丸子地区社協の白井副会長(左)、山本副会長(中央)、尾木副会長(右)
丸子地区社協では令和元年の台風19号による水害の教訓から、防災ネットワーク委員会を立ち上げ、9町会連合のLINEグループによる情報共有システムを構築しました。また、民生委員・児童委員のパートナーとして「福祉協力員制度」を導入し、地域の見回りを行っています。
丸子地区社協ではこうした取り組みを通じて、地域における気づきの「目」を増やし、これからも安心・安全なまちづくりを目指します。(地域課)
丸子地区社協は第72回神奈川県社会福祉大会において優良地区社協として表彰されました。
大会の詳細は本紙8-9ページをご覧ください。
